【記 録】 
       
       (5月28日) 
       
       天気予報はあまり良くないが、酉谷山方面に出掛けることにする。小屋が2箇所あるため、雨が降っても早く降りてこられると期待する。 
       奥多摩駅からのバスは平日にもかかわらず一杯であるが、いつも通り川乗橋でほとんどのハイカーが降りた。バスは鍾乳洞手前まで行く。 
       一石神社からタワ尾根の登りにかかる。今日は曇り空のため、暑さの中を歩かないで済むので有難い。誰も歩いていないので、自然林の中の静かな山歩きである。 
       すず坂の丸に着くと、左手から2人が上がってきた。天祖山側の林道から尾根を登って来たとのことで、バリエーションルートになっているが、踏み跡はないようだ。 
       2人は来たコースを降りるということで、また一人になってウトウの頭を目指す。時折、ミツバツツジが咲いておりきれいである。 
       ウトウの頭を越え、モノレールが現れたら、ようやくタワ尾根の頭に着いた。ここから長沢背稜をすすみ、酉谷山避難小屋に出た。小屋脇で水筒の水を補給する(補給前提で1本は空にしてきた)。 
       酉谷山の小屋から約2時間で、天目山にある一杯水避難小屋に達した。着いたと同時に雨が少し降り始めた。 
       小屋の中でネズミ・カ・ハエ・アブ等の対策のため、ツェルトを張り、中でのんびりする。 
       
       (5月29日) 
       
       昨夜は少し雨が降ったが、朝起きると止んでおり、霧が深い状態である。 
       昨日は雨の中の下山を想定していたため、予報が逆にはずれて有難い。小屋から1.5時間で東日原に着き、予定のバスに乗れた。 
       
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